麻疹・風疹ワクチンの新情報について
厚生労働省の方針で、麻疹・風疹ワクチンの接種方法が18年4月から変わります。
ポイントは、次のとおりです。
1.使用するワクチンが、麻疹・風疹の混合ワクチン(MRワクチン)になります。
2.接種回数が、2回になります。(一期と二期)
3.一期は1歳以上2歳未満。二期は小学校入学直前の1年間。
麻疹も風疹も、まだ両方ともやってない人。どちらか片方だけやった人。
どちらも注意点があります。年齢別に解説しますので、注意深く読んでくださいね。
平成16年4月以前に生まれた人の場合
いままでは、麻疹、風疹とも7歳6ヶ月まで受ける権利がありましたが、
18年4月以降は、2歳未満のみが対象になるため、無料(公費)での接種はできなくなります。
18年3月31日までに、麻疹、風疹ともに接種を完了しておきましょう。
なお、小学校入学前の二期を受けることはできません。
(現在、厚生労働省が、麻疹、風疹の単独ワクチンを受けたあとに、
麻疹・風疹混合ワクチンを受ける場合の安全性についての研究をしています。
その研究で安全性が確認できれば、対象年齢の人は、二期を受けられるようになる予定です。)
平成16年4月〜平成17年3月に生まれた人の場合
■麻疹も風疹もまだやってない場合
二つのやり方が選べます。
@1歳をこえたらなるべく早く、麻疹、風疹を順番にうつ(従来の方法)
A18年4月まで待ってからMRワクチンをうつ
@とAの差は、小学校入学前の二期を受ける権利があるかないかです。
現在のところは、Aの場合は、二期を受ける権利がありますが、
@の場合は、その権利がありません。
しかし、現在、厚生労働省が、麻疹、風疹の単独ワクチンを受けたあとに、
麻疹・風疹混合ワクチンを受ける場合の安全性についての研究をしています。
その研究で安全性が確認できれば、対象年齢の人はみんな、
二期を受けられるようになる予定です。
これは多分、数年先には実現する可能性が高いので、
無理して18年4月まで待つ必要は、あまりなさそうです。
したがって、原則的には、@の方法でよいと思われます。
平成17年3月生まれの人だけは、
3月31日までに麻疹と風疹の両方のワクチンを済ませることが難しいため
(4週間あける必要があるため)、
4月まで待って麻疹・風疹混合ワクチンを受けたほうがいいと思います。
■麻疹か風疹かどちらかをすでに受けている場合
この場合は、MRワクチンを受けることはできません。
18年3月31日までに、残りの一つを完了してください。
小学校入学前の二期は、現在厚生労働省がおこなっている研究が終了し、
安全性が確認できれば、対象年齢の人には二期のワクチンがおこなわれる予定です。
■麻疹も風疹もすんでいる場合
完了です。
小学校入学前の二期は、現在厚生労働省がおこなっている研究が終了し、
安全性が確認できれば、対象年齢の人には二期のワクチンがおこなわれる予定です。
平成17年4月以降に生まれた人の場合
1歳以上2歳未満でMRワクチンを受けます。
さらに、小学校入学直前の1年間のあいだにMRワクチンの二期を受けます。
注意:1歳未満で麻疹ワクチンを任意で受けると、その後のMRワクチンが受けられなくなるようです。
1歳未満での麻疹ワクチンをご希望の方は、かかりつけ医に相談して下さいね。


