熱性けいれんって何?熱性けいれんの症状は?

◆熱性けいれんとはなんぞや?

高熱を出したことに伴なって起こるけいれん(ひきつけ)で、生後6ヶ月〜6歳のお子さん、なかでも1〜3歳に多く、熱が上がっていく途中に起きることが多いとされています。
小児期のけいれんの中で最もよくみられる病気で、小児人口の約5〜7%の頻度で起こるといわれています。

熱性けいれんそのものは、脳に傷害や後遺症を残すことはありません。また一度けいれんを起こしたからといって、その後お子さんがお熱を出した時に必ずひきつける、というわけでもありません。

熱性けいれんの7割はけいれん発作が一生に1度だけです。くり返すお子さんでも、小学校にあがる頃には起こさなくなることがほとんどです。

◆熱性けいれんはなんで起きるの?どうやって起きるの?

脳の中にある神経細胞は、いつも弱い電流を出すことで運動や記憶などの働きをしています。
子どもの脳はまだまだ未熟なため、熱がでることにより電気的な刺激が起こりやすく、それが脳の神経細胞に広がり、勝手に手足が動いてしまったり、意識がなくなったりすることで、熱性けいれんが起こります。


◆熱性けいれんの症状ってどんなの?

 38度以上の熱がある
  けいれんの最中は37度台でも、けいれんが終ったあとに測ると
  38度以上になっていることがよくあります。

 目が上を向いた状態で固定している

 手足をガクガク震わせる。突っ張る
  息を止めがちなお子さんもいらっしゃいます。

 けいれんの起こり方に左右差がない

 5分くらいのけいれんの後、意識が戻るか、寝てしまう


このような症状なら、「熱性けいれん」であることがほとんどです。