とびひ(伝染性膿痂疹)とは? 症状と治療
●とびひってどんな病気?
とびひとは、伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といって、虫刺され、湿疹、あせも、アトピー性皮膚炎などで掻き壊してできた小さな傷や擦り傷などに、黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌などが入り込み、繁殖してしまう皮膚感染症です。
かゆみがとっても強く、子供はかきむしってしまいます。
その手で他の所をかくと、「とびひ」してどんどん広がる病気なので、「飛び火」とも言われているんですね。
感染性の病気なので、完治するまでは感染する恐れがあります。
大人は、抵抗力があるために比較的感染しにくいのですが、最近は、大人のとびひも見受けられます。子供でも、特に6歳以下は感染しやすいようです。
●とびひの症状は?
かゆみの強い水疱ができ、水疱が破れると中の菌が飛び散り、さらに他の場所に水疱ができます。
とびひの原因となるばい菌は2種類に分類されています。
1. 水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)
原因はブドウ球菌。
顔や胴体・腕・膝などにブドウ球菌の毒素によって、 半球状の水ぶくれが次々にできます。 この水疱は簡単に破れて、皮膚がじゅくじゅくになります。
2. 痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)
原因は溶連菌。
この場合には、かさぶたが出来やすくなります。
●とびひの治療は?
治療は主に、よく効く抗生剤を使います。症状が軽いものは塗り薬だけですが、範囲が広いようなら、飲み薬も使います。
強いかゆみを伴う場合は、治療開始から数日はステロイドをつかったり、それでも手強いときには、点滴注射をすることもあります。良くなると、乾いてカサカサしたり、カサブタになったりします。
また、掻くことによって他の部位にうつるのを防ぐために、かゆみ止めの抗ヒスタミン剤(子供の場合、水薬のことが多いデス)が処方されることもありますね〜。


